第5話『ちゃんとしないとネットで買えなくなる』 あとがき
<★2015.07 追記>
以前、マンガ(第5話)でご紹介しておりましたが、
2015年4月から7月にかけて、インターネットでのコンタクトレンズ購入にも処方箋(指示書)の提出を必要とする動きが見られるようになりました。
すでに一部の商品の購入に処方箋(指示書)の提出を必須としているショップもあり、
正しい使い方を守らなければ今後ますますインターネットで簡単にコンタクトレンズを購入することができなくなる恐れがあります。
現在は、国内コンタクトレンズメーカーの安全装用推進活動としての自主基準となる為、処方箋を提出せずに購入することはルール違反ではありません。
レンズモードではこれまで通り処方箋(指示書)の提出なくコンタクトレンズを購入することが出来ます。
ただし、処方箋の提出が不要でも、目の安全を軽視しても良いということではありません。
お客様の快適な毎日のために、定期的な検診と正しく安全なコンタクトレンズの使用をお願いいたします。
近年、コンタクトレンズのケア不足や使用期限を超えた装用で「重篤な眼障害」を引き起こすケースが報告されております。
コンタクトレンズの不適切使用による障害報告を受けて、厚生労働省が、各都道府県知事や眼科医会・感染症学会などの団体に通達を出しました。
レンズモードは現在、処方箋がなくてもコンタクトレンズを購入できるサービスを皆様にご提供しております。
しかしながら、誤ったご使用による障害件数が増加すると、米国のように国の規制がさらに厳しくなり、インターネットで簡単にコンタクトレンズを購入することができなくなる恐れがあります。
■ご参考までに、平成23年度コンタクトレンズによる眼障害アンケート調査の集計結果報告をご覧ください。
<眼障害の原因>出典:「日本の眼科」より
長時間装用 48.2%
洗浄不良 19.0%
使用期限を超えた装用 12.5%
消毒不適 6.8%
その他 13.5%
長時間装用が眼障害の原因のTOPとなっています。
■また、眼障害の発症年代では、
10代 17.8%
20代 37.9%
30代 25.2%
40代 13.4%
50代 5.9%
と、なっており、20代~30代が全体の6割を占めています。
かつ男性と女性では、女性が7割、男性3割との報告も開示されています。
コンタクトレンズは、「高度管理医療機器」です。
使い方を間違えると生活に大きな支障をきたしてしまう可能性があります。
より快適な毎日をお過ごしのためにも、コンタクトレンズは正しく、ご使用くださいますようお願いいたします。