ワンデーアキュビュー徹底比較!
モイスト・トゥルーアイ・オアシスの違い

アキュビューと名の付く商品だけでも種類がたくさんありますが、「実際なにが違うの?」と悩むことはありませんか?
今回はワンデータイプのアキュビューシリーズ3商品「モイスト」「トゥルーアイ」「オアシス」の特長の比較と、それぞれの商品がどんな人におすすめかを紹介します。
Features
ワンデーアキュビュー各商品の特徴
ワンデーアキュビューモイストの特長

ワンデーアキュビューモイストは、高い保水性と安価な価格が特長です。
保湿成分がコンタクトレンズ内に組み込まれており、うるおいを1日中維持。うるおいがクッションとなり、摩擦を軽減して付け心地を快適にさせます。
また、とても柔らかい素材を使用しているので、目に馴染みやすいです。薄いエッジを採用しているため、段差がなくまばたきの違和感を少なくします。
タイプ | 1日使い捨てコンタクトレンズ |
---|---|
内容量 | 1箱30枚入り/片眼30日分 |
BC/DIA | 8.5/14.2 9.0/14.2 |
PWR | -12.00~-0.50 |
酸素透過率 | Dk/L = 33.3 |
含水率 | 58% |
素材 | HEMA |
ワンデーアキュビュートゥルーアイの特長

酸素を通しやすいシリコーン素材と、水分と良く馴染むハイドロゲル素材が組み合わさった「シリコーンハイドロゲル」を使用したコンタクトレンズです。
目の健康に欠かせない酸素が水分を介してだけでなく、レンズからも直接酸素を取り入れることができます。酸素透過率が非常に高く、裸眼とほとんど変わらない量の酸素を取り入れることができます。
タイプ | 1日使い捨てコンタクトレンズ |
---|---|
内容量 | 1箱30枚入り/片眼30日分 |
BC/DIA | 8.5/14.2 9.0/14.2 |
PWR | -12.00~-0.50 |
酸素透過率 | Dk/L = 118 |
含水率 | 46% |
素材 | シリコーンハイドロゲル |
ワンデーアキュビューオアシスの特長

レンズに涙と似た保湿成分を多く配合。うるおいが長く続き1日中快適に使用することができます。レンズの表面が乾きにくく、まぶたとの摩擦を減らし、違和感が少なく心地よい付け心地です。
また、トゥルーアイ同様シリコーンハイドロゲル素材を使用しており、裸眼とほぼ同じ量の酸素を取り入れることができるので、長時間装用でも目の負担を抑えることができます。
見え方も他のレンズと比べ光学性能がアップし、より鮮明に見ることができます。
タイプ | 1日使い捨てコンタクトレンズ |
---|---|
内容量 | 1箱30枚入り/片眼30日分 |
BC/DIA | 8.5/14.3 9.0/14.3 |
PWR | -12.00~-0.50 |
酸素透過率 | Dk/L = 121 |
含水率 | 38% |
素材 | シリコーンハイドロゲル |
Compare
モイスト・トゥルーアイ・オアシスの
違いを比較
含水率の違いを比較
高含水レンズ
ワンデーアキュビューモイストは、含水率58%なので高含水レンズの分類になります。高含水レンズとは、含水率が50%以上でできているコンタクトレンズのことです。
水分を多く含んでいるためレンズが柔らかく、付けた時のフィット感が良く痛みや違和感が出にくい傾向があります。初めてコンタクトレンズを使うという方におすすめです。また、レンズに多くの水分を含むので、水に溶けた酸素が角膜に届きやすく、目の酸素不足による充血を抑えてくれます。
低含水レンズ
ワンデーアキュビュートゥルーアイは含水率46%、ワンデーアキュビューオアシスは38%と、低含水レンズの分類になります。
低含水レンズは、含水率が50%未満のコンタクトレンズです。レンズに多くの水分を必要としない素材なので、目の水分を吸収しにくく、目が乾燥しにくいのが特長です。また、長い時間装用していていも付け心地に大きな変化がないので、長時着用の予定がある場合やドライアイの人などにぴったりなレンズです。
イオン特性の違いを比較
イオン性
ワンデーアキュビューモイストは、ソフトコンタクトレンズ分類がグループⅣに分類されるので「イオン性レンズ」になります。イオン性レンズは、水分を含みやすく酸素の透過性が高いので付け心地が良いことが特長です。
しかし、マイナスイオンを含む素材で作られているため、プラスイオンを帯びたタンパク質汚れは引き寄せやすく、手入れを怠ると汚れが溜まって耐久性が落ちたり、トラブルの原因となったりするので注意が必要です。
非イオン性
ワンデーアキュビュートゥルーアイとワンデーアキビューオアシスは、ソフトコンタクトレンズ分類がグループIに分類されるので非イオン性になります。
レンズがマイナスイオンを帯びているので、タンパク質汚れなどを引き寄せにくく、汚れにくいので耐久性にも優れています。しかし、非イオン性の素材は酸素透過率が低いので、処方される際に試着をして、使い心地を確かめてください。
UVカット率の違いを比較
ワンデーアキュビューシリーズは3商品ともUVカット機能を保有しています。カット率の高さは、モイスト<トゥルーアイ=オアシスの順番に高くなります。
とりあえずUVカット機能があれば良い人はモイスト、しっかり紫外線を防ぎたい人はトゥルーアイやオアシスを選ぶと良いでしょう。
UV-A波 | UV-B波 | |
モイスト | 約97% | 約81% |
---|---|---|
トゥルーアイ | 約99% | 約96% |
オアシス | 約99% | 約96% |
価格の違いを比較
ワンデーアキュビューシリーズの3商品の価格は、機能に比例して、モイスト<トゥルーアイ<オアシスの順番に高くなります。
費用を抑えたい人はモイスト、機能を求める人はオアシス、費用と機能の中間を取りたい人はトゥルーアイが良いでしょう。
ただ、トゥルーアイとオアシスは価格差が少ないことから、含水率がより低くて、レンズが乾きにくいオアシスの方が人気です。
ワンデーアキュビューシリーズ価格一覧 | |
---|---|
モイスト | ¥2,650円 |
トゥルーアイ | ¥3,300円 |
オアシス | ¥3,500円 |
Conclusion
ワンデーアキュビューの比較まとめ
うるおいと価格を重視したい人は
ワンデーアキュビューモイスト
ワンデーアキュビューモイストは、高含水レンズのため高い保湿力と、薄くて柔らかなレンズが特長です。目にも自然に馴染みやすくて、違和感が少ない、快適な付け心地を得られます。初めてコンタクトレンズを利用する方などにおすすめの商品です。
詳細を見る目に優しいコンタクトを使いたい人は
ワンデーアキュビュートゥルーアイ
ワンデーアキュビュートゥルーアイは、シリコーンハイドロゲル素材を使用したレンズです。また、低含水レンズの分類の中でも含水率が比較的高く、レンズが含む水分を介して酸素を取り入れることができるため、酸素をより多く角膜に届けることができます。
近い性能を持つオアシスと比べ1箱あたりの単価が安くなるため、コストを抑えたいという方におすすめです。
とにかく高機能なコンタクトを使いたい人は
ワンデーアキュビューオアシス
ワンデーアキュビューオアシスは含水率が38%と他の2商品と比べて低含水です。乾燥しにくく長時間の装用にも向いているため、1日中使用したい人やドライアイの症状が気になる人にもおすすめです。酸素透過率が一番高く、約98%と裸眼とほぼ変わらない酸素を供給することができます。
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